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新潟&東京二拠点生活

  • 執筆者の写真: Agri Retreat
    Agri Retreat
  • 2019年9月20日
  • 読了時間: 2分

2017年7月、それまで25年以上住んだ東京の住まいを引き払って、生まれ故郷の新潟県三条市に拠点を移すことになりました。理由は大きく二つ。認知症を発症した(と思われる)父の介護環境を整えるためと、これからの自分の活動の場として田舎の拠点を持つためです。


とはいえ、生活をするためには収入を確保しなければならない。私の場合は継ぐ家業があるわけでもなく、いきなりフリーランスで稼げるキャリアもなく。父の具合が良くないことにうすうす気づきつつも、どうしたらよいのかわからないまま時間が過ぎていました。


そんな中。働き方改革に大手企業が本格的に取り組み始める追い風の中、私が勤める会社(外資の大手IT企業)が他社を大きくリードする形でリモートワークの環境を整えてくれた幸運があり、今の仕事をあきらめることなく働けるめどがつき、思い切って拠点を新潟に移すという大胆な考えを抱くようになりました。


けれどもいざ実行するとなると、次々に不安や心配が湧いてきます。いくら新幹線があるからといって、週に何回も通うことが金銭的にも肉体的にも可能なのか? これまで長い時間をかけてできた多くの友人との関係、スポーツジムやカフェでの楽しい時間など、慣れ親しんだ暮らしを手放すことへの抵抗。田舎でほぼ一から人間関係を作ることの億劫さに加え、介護という暗いイメージの環境に首を突っ込むことへの心理的な重たさ、、などなど。


行きつ戻りつしながら一年近く悩んだ末に、やってみることにしたのでした。こうして私の新潟&東京に拠点生活が始まりました。


 
 
 

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